伊豆ドライブ
2009/03/24 up    
伊豆ドライブ
~2009年3月21日 ~
気温だけは初夏のような今年の春の始まりだ。 正しく季節を感じるように伊豆へドライブする。
前夜中、R1を登って箱根の道の駅で車泊。 ここは芦ノ湖を見下ろす標高800m
ちょっと暖かめに寝床をセットする。 時折響く走り屋の爆音が子守歌代りだ。
前日は春の嵐だったが、今日は風も静まり天気良い。
予想通り朝はチョット寒い スープで身体を暖め出立する。
箱根;道の駅からの芦ノ湖
箱根峠、十国峠を経て伊豆スカイラインに入り、伊豆半島の背骨を南下する
左手には朝日に輝く相模河湾、右手には富士山の裾から駿河湾と展望が良い。
車や単車好きには堪らないSKYLINEを、我々は風景を楽しみながら行く。
展望が好い場所があれば、すぐに車を停めてしまう。
初島や大島も良く見えました
朝日の熱海
富士にも笛を奉じました♪
三連休なので人出は多いようです
伊豆高原へ
最初の目的地は、伊豆スカイランをそのまま下った伊豆高原
伊豆高原駅前では桜まつり:クラフトの森フェステバルを開催中
残念ながら、今年は異常暖冬&早い春の訪れで、カワズサクラは既に散り
ソメイヨシノの開花直前のタイミングのようだ。
クラフトフェアーに知人出店しているので、少しだけお手伝い&仕事して、
あとはぶらぶらしながら方々の作品を観覧し、一宮焼きそばを喰らう。
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下田バーガー
伊豆高原を後にする。
まだ昼時だが、もう渋滞気味の上り車線を
横目に海岸線を南下して行く。
車窓から時折見える海は春の青色だ。
さっぱり味だが、量があるので満腹になります
アボガドとシュリンプのバーガー
下田:道の駅はとても大きな施設で、観光センターや地域活性の施設の役割を兼ねているようだ。
ここに併設されているRa-maruという食事処で下田バーガーなるものを発見 さっそく注文した。
金目鯛は今や本家のタイより高級魚 その金目鯛をカリッとフライしてウスターソースで味付けした物がパテの代わりだ。
 上質なチキンのような食感に優しい金目の甘さ チェダー&カーマンベルのWチーズが複雑さを増し、新鮮な美味しさでした。
アボガドとシュリンプのバーガーは、反対にさっぱりしたヘルーシーなバーガーで、美味しいバンズと相性が好い。
昔の記憶を頼りに田牛(とうじ)の竜宮窟
狭い階段のトンネルを抜けると、周囲をぐるりと高い岩壁(砂岩)に囲まれた浜に出る
岩壁には一ヵ所だけ海に続く穴が空いていて、宮崎アニメ【紅の豚】で登場するポルコのアジトのようだ。
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潮騒とのセッション
自然の浸食作用が造形した素敵な空間だ
見上げると
上から見るとハート型
穴の縁から見下ろす
人が居る左側が出入口のトンネル
房総では見かけない花だ 昔より訪れる人は増えたようだが、国道から外れた田牛の海は、まだ素朴な情景だ。
ゴロ石の海岸には春らしい黄色い花が咲いていていて、
小さな漁港には烏賊が洗濯ハンガーで干されていた。
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洗えば匂いも取れるのかしら?
海綿も沢山転がってました
車は伊豆半島南端 石廊崎
ジャングルパークはすでに廃墟となっていた。
遊覧船の駐車場からだと、岬先端まで坂を登る行程で20分ほどかかる
伊豆半島最南端
吸い込まれそうな青の海
崖っぷちの神社です 御朱印帳 車に忘れた (××)
石室神社
由来や創建は諸説ある石室神社(いろう・いしむろ)だが、一説には伊豆島に流刑された
役小角とも関係があるとされていて、車を停めた港には銅像もあるそうだ。
紀伊半島~伊豆半島~房総半島には同一地名が多い事はよく指摘される。
きっと黒潮を渡る人々のわだつみ(海神)が始まりだったのでしょう。
もっとも今は、石室神社よりもさらに岬の突端に建つ、小さな熊野神社の祠に伝わる
幸吉とお静の伝説の方が“縁結びの神さま”として人気があるようだ。
愛逢岬 って。。
 石廊崎からは西伊豆を北上する だいぶ陽が傾いてきた。
雲見の海も松崎のナマコ壁も車窓からだけで済ませ、
沢田公園露天風呂へ向う。

 洗い場も無く5,6名でいっぱいになる浴槽だし、
三連休ノ中日と相まって混雑していた。 それでもタイミングなのか、すぐに空いて足を延ばせる状態になる。
入浴者が多かった日なので、湯質のコメントは遠慮して
おきましょう。
 残念ながら西に雲が多く夕陽色に染まらないようだが、
ここのロケーションは気持ち好い。
 つい半月前には万座で雪見の露天を楽しんで、今日は
春の海原を眺めながらの湯でした。
意外と朝風呂の方が情景がよいカモ
この時間になると、お土産屋もほとんどシャッターを下ろし、走る車もほとんど無い西伊豆なのだが、
いかんせんワインディングの国道が続く。 日没時間に土肥に到着だ
深海海老という種類らしい チェックしておいた食堂 さくらで夕食
海鮮丼と重から飛び出るほどの海老が
乗ったジャンボ天重を頂く
海鮮丼の魚介は新鮮で、生シラスとウニが
特に美味しかった。
天重の海老は、うちわ海老(?)
ロブスターの身に伊勢海老の味といった感じで変わっていた
普通の海老の倍ぐらい幅広い
腹ごしらえして峠越え、修善寺に出る。
修善寺道路~伊豆中央道がつながっていて長岡温泉を見失う
少し戻って目的の長岡温泉の日帰り入浴施設光琳に到着。
熱めで、丁度好い湯加減湯の大桧桶の湯が気持ちよかった。
帰りの東名HWは、横浜先頭で20km渋滞
さっさとSAに入り車泊で熟睡。 朝、すっきり気分で帰路につく。

久し振りに伊豆半島をほぼ一周した
まだまだ入っていない温泉も沢山あるし、
波のりしたいし、釣りもいい~

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