2006/04/21 up |
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西の河原大露天風呂 |
ココは外湯ではないが、その広大な露天風呂は -空いていれば- お金を払っても魅力ある〈¥500〉
雪は町から姿を消し、今日は風も無いので朝でも薄着で大丈夫 門の前で川を観ながら開くのを待つ
この大露天は4月になると朝7:00から浸かれる おかげで朝一のプールのような露天風呂に独りだ
泳いではいけません、泳いでは〜 [スーィスィ]端から端まで平泳ぎ 思わずニンマリ なんて贅沢!
ここの湯は透明だが、湯船の底岩が緑色に変色していてエメラルドグリーンの湯色にみえる
白根山の湯釜もエメラルドグリーンの湖水だと言う 朝から想像力を働かせる
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湯からあがり その湯釜へ |
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煮川の湯 |
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最初は温泉成分の体内吸収を高めるため熱湯で毛穴を開かせるのだ
-ほんとかいな-
煮川の湯 熱い湯好きと自負する自分が息を止めて入る超高温
その熱湯は[こんこん]と木路から湯船にかけ流し
『くっっ...』 じっと我慢して透明に近い熱湯に浸かる
中で身体を動かすのは至難だ
『もうちょっと、もうちょっと』...『モウチョット』...『モうチよッと』...
『限界!』 しかし、出る時も『そーっと、そーっと』
『ふひゃ〜』 出た後は気分爽快
熱すぎて縮んだ毛細血管がリバウンド拡張状態
それでいて湯引きが良く汗も出ない 『次いってみよ〜』 |
← いかにもな外観でよろし |
地蔵の湯 |
お堂の前に源泉 凄すぎデス |
キレイになった地蔵の湯 |
最近改装されたという地蔵の湯への坂道を登る
湯場前のお地蔵様や源泉は昔と変らないが 『あらあら...』小屋のようだった外観は、大きく立派な物に建替えられた 中に入れば脱衣所&湯船もピッカピカ まだ木材の匂いがする
-といっても白木での香りではないけれど-
湯質は以前とあまり変っていないと思う -なんせ遠い記憶ー 軽い白濁の湯 |
特に眼を患っているわけではないが「眼病効能があるといふ」と言われればやって見たくなるのが心情 目にまぶす
『んぎゃっ!!』 pH2.0 超酸性なのが良くわかった 今日はサングラスもゴーグルもせずに雪山で遊んでいたからかなぁ
お湯はぬるい 『前のホッタテ小屋の方が外湯らしくて良かったかな〜時世時切』 想いながら長湯する |
湯畑 |
平日だが湯畑や西の河原通りは観光客(お年を召した方々)が多いのでびっくり
ここで一息 湯畑の近くで蕎麦を食す 草津の蕎麦は平たい麺だ そういえば名物のうどんも【きしめん】のように平たい |
滝下界隈は歴史ある素敵なお宿が多い |
舞茸天婦羅も美味しかったです |
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千代の湯 |
湯場の前に水場がある |
たまらない湯質 |
3湯目で温泉卵状態 |
千代の湯は、かの山口瞳氏が倶梨伽羅紋々にかこまれて入浴したと言う宿 【大阪屋】のすぐ横にある 小奇麗な外観だ
ここの湯は白濁ではなく白い 湯の花が細かい粒子で溶け込んでいるのかな? 絹のようになめらかな湯だ
硫黄の香りも丁度よく、天然化粧水に浸かりアロマテラピーをしている感じ しかし残念ながらここもかなりぬるいぞ...
どうやら草津町としては、白旗・地蔵・千代の湯を観光客用の外湯にしたいらしい
多数の観光客に来てはもらいたいが、外湯(貰湯)を荒されるのも困るのであろう
フリーペーパーにはこの三湯と西の河原・大滝の湯しか表示されていなかった |
白旗の湯 |
男湯と女湯は日替りらしい |
意外と良かった白旗の湯 この真上が吹き抜けタワー |
そのタワーを内側から見上げる |
ならば白旗の湯も浸かってみよう 正直ここは初めて入る -いつも込んでいるから避けていた-
今日は空いている タワ-側が男湯 外見で目立つこのタワーをいつも『何かしら?』と思っていたが、入ってみてそれが解かった
明り取りであり、湯気を逃がすための吹き抜けでした 内装にも古いステンドガラスの装飾があったり大正モダン風
湯船は2つあり、吹き抜けの下の湯はいつも自分が好んで入る温度 -自称熱い湯好きデス-
もう片方は煮川の湯ほどではないが結構熱い 動かないでいると上には熱湯が溜まってくる 湯質は少しヌルっとしていて刺激性あり
『頼朝にちなんで白旗の湯 今の草津温泉観光の源がこの湯畑の周囲だな』
さすがに4箇所外湯を巡れば満足×満足 『ぼちぼち帰るといたしましょう』 もちろん帰りの車内は温泉の香りがいっぱいだった |
→【渋川伊香保IC/関越HW】→自宅 5時間/約240km〈¥4,600〉 |
[草津よいとこ一度はオイデ ハァードッコイショ〜] いえいえ、一度と言わず何度でも訪れたい
ざっと数えただけでも16ヶ所の外湯がこの小さい草津の町に点在していて、しかも数種類の源泉があるのだからおどろきだ
-今回巡った源泉はすべて異なる-
さらには内湯やクアハウスも沢山ある それら全部となると2・3度訪れただけでは、とてもとても.巡れまい
自分は温泉マニアではないのでお湯の質は良くわからないし、『古くてひなびていればいい』とも思わない そんな自分が、草津はいつまでも【ほんとうの温泉観光の町】であってほしいと思う
歴史あるもの、新しいもの、素敵なお店、怪しいお店、暮らす人々の生活、観光客 それらをすべて湯けむりがつつんでくれる町
外湯は身体を洗ったり、勝手に水を注す入浴場ではありません それらはクアハウスや宿のお風呂に望むモノです
外湯 -貰湯- は草津に住む方々が長年の努力で維持している温泉文化です
我々観光客はそれらを無料で利用させていただいている気持ちで巡りましょう。 |
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