2009/08/24 up |
2009.08/14
昨年、知人に頂いた月下美人。 今年は冷夏で発育を心配したが、
お盆を迎える夜に神秘的な花を咲かせてくれました。 |
2,3日前に急に花芽が出てきたと思ったら、みるみるうちに大きくなった。
月下美人(ゲッカビジン)はクジャクサボテンの仲間。 緑色の平らな葉状の茎から直に花がつく。 ニョキニョキと伸びはじめた花芽はまるで龍のようだ。
花の蕾は、夕方にはパンパンに張り、夜を待ちきれないかのように、少し開いた蕾から甘い香りを漏らしている_今夜ダ。
今夜は下弦の月 【月下美人は新月の夜に咲く】は言伝えのようだ。
もっとも、月ノ出は真夜中だが_ |
|
|
夕食後、ベランダに出ると、一段と強まった芳香に包まれる。
色白美人の登場だ。
【なぜ、月下美人は夜咲く?】
月下美人の原産地はメキシコの熱帯雨林で、受粉媒介者は小型のコウモリだそうだ。
日没後、この熱帯系フルーツのような香の蜜に誘われてやってくるのだろう。 |
月下美人の花は、
闇で映える白でした |
今夜は四輪咲いた。
透き通るような白花は、付けた両手を広げた程大きい。
サボテンなので、太陽に当てなきゃいけないケド、大雨や強風時には室内に移動させなければいけない_と、結構、手の掛かるヤツだが、それでもこんな神秘的な花をつけてくれたので、育てた甲斐が
あるものです。 |
街のネオンに月下美人 |
美人薄命 朝になると花は閉じ、大きな花を支えていた龍ノ首も力尽きていた。
環境が合い、ちゃんと手入れすれば今シーズンに、もう一度咲く可能性もあるそうだ。
後から知ったのだが、月下美人の花は、大陸ではスープや炒めモノで食用にするそうです!
今回、しぼんだ蕾は捨ててしまったので次回は味見してみましょう。 |
|
|