【高遠歴史】
中央アルプスと南アルプス 二つの大山脈の合間に広がる 明るく肥沃な伊那の谷
その伊那谷を見下ろす高遠は、尾張~甲斐を結ぶ街道でもあるため、戦国時代には ここで数々の攻防が繰り広げられた
信玄が高遠と通じて諏訪を討つ、そしていずれ織田が高遠の武田を攻め落とす
丁度、大河ドラマ【風林火山】で高遠が舞台となっている ドラマでは勘助と由布姫の縁を偲ばせる地という設定だ
諏訪には神話の時代から、諏訪大社を管理する大祝の職がある その職を諏訪に奪われた高遠は心中穏やかでは無かったろうし、
さらに太古を探れば、出雲を追われたタケミナカタが諏訪に落ちのび、逆に元々諏訪に居た縄文の人々を制圧
その諏訪を追われた人々が、この地に移り住んだコトも連想させる
そんな争い事も夢の跡 明治になり城跡に桜が植えられると花見のメッカとなり、今は全国から観光客が訪れる
勘助が張り巡らしたという空堀もサクラ色に埋め尽くされている |