楽しきもの ;海のものとも山のものとも
2006/05/08 up    
館林 つつじとぶんぶく茶釜
2006/05/05(fri.)

 館林は花の町 花の中心も外国種ではなく、日本古来の花が尊重されていて好感が持てる
公園だけでなく、ちょっと細道に入ると一般の家庭でも綺麗に花を育てている 美しい町だ
つつじが岡公園
 市役所の駐車場〈無料)から大回りで公園内を歩く 好天なので大勢の人と虫が花に集まり楽しい時間を過ごしている
かなり広大な公園だが沢山の花が咲いていて歩き飽きることはない 鶴生田川には【ギネスに挑戦】をうたった、こいのぼりが舞っていた

今年は5,478匹のこいのぼり


花水木

花菖蒲
 つつじが岡公園は古くからヤマツツジの自生地だったらしい そこに館林城が建ち、やがて現在は市役所、博物館や公園になっている
公園には50品種1万株のつつじが植栽されているといふ はじめて見るつつじも沢山ある
 白系の花も可憐だが、太陽の下では赤系が魅惑的だ カラーチャートのような変化を楽しみながら『ドキドキする赤』の森中を歩く
中には樹齢800年・高サ5m・外径11mという古い【つつじの大樹】もある

握り拳より大きな花が点く

ポンキッキのムックみたい
 館林城は自然の沼地や水路をお堀とした構えだった
現代はそこを渡し船で運んでくれる
 町の側には多くの水の恵みと災をもたらした渡良瀬川が流れる
それらは竜伝説としてこの地に伝わっている
← 旧上毛モスリン株式会社の事務所が保存されていた
明治の館林というか、日本の機関産業であった機械織物の会社だそうだ
モスリンという織物は、羊毛などの繊維を伸ばして糸にしたものを織りあげた手触りの良い布地
そういえば、昔 おばあちゃんが優しい生地を【メリンス】と呼んでいたっけ

茂林寺
 たぬきが茶釜に化けて和尚さんにご恩返しするお伽話と、
いくら汲んでも湯が尽きなかった茶釜伝説の由来寺を訪ねる

お寺は青竜山 茂林寺(セイリュウザン モリンジ)
れっきとした曹洞宗の寺院だそうだが、寺内参道には本尊に仲間入りした、たぬきの焼き物がたくさん並んでいてどことなく世俗的

 ガラスの向こうに収められた宝物;紫金銅分福茶釜は黒光りした、
容量;一斗二升(お米約18kg分)とかなり大きいものだった

分福茶釜のお寺で抹茶を頂く たぬき印のラクガンがかわいらしい
茂林寺湿原から見た茂林寺は素敵な杜だった
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